NOTESOwner's photograph journal

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揚羽蝶

飛ぶ様がふわふわと気ままに舞いながら

空に揚がるように見えることから名づけられたと。

庭で出会った揚羽蝶はよろよろ・もたもたと僕の鼻先を通り過ぎ

塀のてっぺんで羽を落ち着け、空に舞うこともなく世界を見下ろしていた。

夏の名残を惜しむようにずっとそこに佇んでいた。