HIKE

NOTESOwner's photograph journal

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日本モダニズムの象徴として開業して50年の月日が経つホテルオークラ。

第一線で活躍していた当時のデザイナーや職人による秀逸な内装備品や家具群の

佇まいは変わる事なく、現代に至っても国内外の人々を魅了し続ける。

ただ残念なことに今年の9月から建替え工事が始まり

2019年に高層ビルホテルとして生まれ変わるという。

「惜別の声はこちら側にも届いており、具体的なことはまだ未確定ではありますが

調度品や家具類は可能な限り新たなホテルオークラにも配置したいと考えおります」

ホテルマンは僕の問いにそう答えてくれた。

同じようなガラス張りの高層ホテルばかり乱立する時代の中で、日本風土に

脚を着けたホテルオークラは日本人のヒューマンスケールにも適合し

館内に脚を踏み入れた瞬間から懐かしみの回想が広がってゆく唯一のホテルだった。

本当に残念でならない。