駒沢オリンピック公園の基本構想を作った高山英華。
東京オリンピック(1964年)あとに、都民が快適にスポーツを楽しめる
公園空間を考え、各施設は可能な限り小規模な設計にしたとか。
東京オリンピックから50年が経過した駒沢公園は
高山が理想を描いた通りの公園として都民に癒しと活力を与え
5000本の木々は公園をフレッシュに包む。
各施設もメンテナンスを繰返しつつ今も現役。
2020年の東京オリンピック。
日本の四季、文化を知らぬ海外の建築家が設計する新国立競技場。
ジャパンスケールを逸脱する構造物は、模型の提出もなく俯瞰図のコンペだけで決められた。
結局予算と合わず床面積を25%カットし中途半端な建築になるそうだ。
緑地が多い周辺だけに残念でならない。